ポケモンGOではログインできないという不具合が生じることがよくあります。
ログインできなければ、もちろんポケモンGOで遊ぶことはできません。なぜこのような現象が起こってしまうのか、原因と対処法を説明します。
また、ポケモンGOにログインするには、Googleアカウントとポケモントレーナークラブでログインできますが、その違いについて説明します。
ログインできない原因と対処法
1、サーバーが落ちてしまったため
ポケモンGOにログインできない原因として考えられるのがサーバーの問題です。これは、多くの人がサーバーにアクセスを行ってしまったためにサーバーの処理能力を超えてしまい、サーバーと通信を行うことができなくなったときに起こります。
ポケモンGOが配信された直後には、アクセスが集中しサーバーが落ちてしまったためにログインできない状態が多くみられました。
また、今でもアップデートの直後に起こりやすいようです。このとき、他のデータ回線を使用するアプリを開いてみて通常どおり使用できるのであれば、サーバーが落ちているためにログインできない可能性が非常に高いです。
このようなとき、サーバーは運営しか直すことができないためユーザーはサーバーが直るのを待つしかありません。
2、電波状態が悪いため
電波状態が悪い際にもポケモンGOにログインできないということがあります。もし、1で説明したようにサーバーが原因かと思い、他のデーター回線を使用するアプリを使用しようとしたものの、なかなか開くことができないのであれば電波状態が悪いためログインできない可能性が非常に高いです。
このときは、基本的に電波状態のよい場所に移動することによりログインができます。しかしながら、データー回線の使用量の上限を超えてしまっている場合には通信制限がかけられ回線速度が遅くなっているために、ログインできないことがあります。
このような場合には、街や自宅のWi-Fiを使用するか、追加でデーター回線の使用量を購入することによりログインできるようになります。
3、コイル警備員が表示される
コイル警備員とは位置偽装などの不正対策のために実装されており、不正を感知した際にはポケモンのコイルが表示されます。
しかし、不正を行っていない人でも短時間で大幅な距離を移動した際に出現することがあるようです。初めてコイル警備員が表示された場合には、慌ててしまってどのようにすればよいか分からない人も多いようですので、出たときの対応について説明します。
「私はロボットではありません」を選択し、四角の部分を選択します。
このような画像が表示され、条件に該当するものの選択を求められますので、該当するものを選択し確認を押します。正解していた場合にはログインできるようになります。
しかし、間違いの場合でも再度問題が表示されるだけで、ログインがずっとなくなるということはありませんので安心して下さい。
4、スマホの動作が重くなっている
様々なアプリと同時にポケモンGOを開こうとした場合、スマホに負担がかかってしまい動作が重くなってしまったためにログインできないことがあります。
このようなときには、他に起動しているアプリを終了して再度ポケモンGOを開いてみることにより改善されます。
<iPhoneの場合>
「ホームボタン」を2回素早く押します。
使用していないアプリを上にスライドすることによりアプリを終了できます。
<Androidスマホの場合>
画面下の「□」をタッチします。
使用していないアプリの右上の「×」をタップすることによりアプリを終了できます。
5、キャッシュが溜まっている
キャッシュとは一時保存されているファイルやデータのことです。これが蓄積し過ぎるためにポケモンGOへログインできない原因となっている場合もあります。この場合には、キャッシュをクリアにすることにより改善されるようになります。
<iPhoneの場合>
iPhoneの場合には本体にアプリのキャッシュを直接クリアにする機能は備わっていません。そのため、ポケモンGOのキャッシュをクリアにするには、二つのいずれかの方法をとる必要があります。
1、アプリのキャッシュを削除できるアプリをダウンロードする。
2、ポケモンGOのアプリを一旦アンインストールし、再度ダウンロードを行う。この方法を行う場合には、再度ログインが必要になりますのでアカウントを忘れないようにする必要があります。
削除するアプリを軽く長押しします。
アプリの表示が左右に揺れ出しますので左上の「×」を選択します。
確認画面が表示されますので「削除」を選択することによりアプリがアンインストールされます。
<Androidスマホの場合>
Androidスマホの場合には、本体にアプリのキャッシュをクリアにする機能が備わっているため、「設定」アプリよりアプリ内のキャッシュをクリアにすることができます。
設定アプリ内の「端末管理」を選択します。
端末管理内の「SDカードと保存領域」を選択します。
SDカードと保存領域内の「キャッシュデータ」を選択します。
キャッシュデータの消去について確認の画面が表示されるために「OK」を選択します。これで、全てのアプリのキャッシュデータがクリアになります。
再度、キャッシュデータを確認してみると、240MBから1.60MBに変わっておりキャッシュがクリアされたのがわかります。
上記のような方法をとることにより、ログインできない状態が改善されるはずです。
しかし、Googleアカウントとポケモントレーナークラブのどちらでログインするかによってログインのしやすさが異なる場合もあるようです。
Googleアカウントとポケモントレーナークラブの特徴について
Googleアカウントのメリット、デメリット
Googleアカウントを使用してログインする際の一番のメリットは、アプリのダウンロードをすぐにポケモンGOで遊べることです。ポケモントレーナークラブの場合には、新しくアカウントを作成しなければなりませんがGoogleアカウントの場合にはGmailなどで使用しているアカウントをそのまま使用することができます。
しかし、デメリットとして、Googleアカウントは13歳未満の人が作成することができず、13歳未満の人がポケモンGOで遊ぶならばポケモントレーナークラブでアカウントを作成する必要があります。
ポケモントレーナークラブのメリット、デメリット
ポケモントレーナークラブの一番のメリットは、Googleアカウントのデメリットでも記載したように13歳未満でもアカウントを作成できることです。
しかし、13歳未満の人がアカウントを作成しようとした際には、保護者の同意が必要となりアカウント作成に煩わしい手続きが必要になります。
また、ポケモントレーナークラブの場合、Googleアカウントに比べて、ログインできないという不具合が起きることが多いようです。
Googleアカウント、ポケモントレーナークラブにはそれぞれ上記のようなメリット、デメリットがあります。それらを踏まえた上でどちらのアカウントでログインするか考えて下さい。
まとめ
ポケモンGOはこれからも新規ポケモンの追加や、ポケモン交換機能の実装などさまざまなアップデートが行われます。その際にはアクセスの集中などによって、ログインを行うことが難しくなることもあるはずです。しかしながら、そんなときには是非紹介した改善方法を試してみて下さい。