電話番号やFacebookアカウントがあれば誰でも気軽に始めることが出来るLINE。
その一方で、
「あとでびっくりするような請求が来たら困る」
「どんな時に料金が発生するのか分からない」
と思ったことはありませんか?
LINEで料金が発生するパターンについてまとめました。
LINE通話やメッセージ送信はWi-Fiでも完全に無料なのか?LINEはどういう時に料金が発生するのか?
LINEアプリの機能である「通話」や「メッセージ送信」は、Wi-Fiで接続すると無料で利用できます。Wi-Fiとは屋内などのせまい範囲内で通信をするための技術のことを指しています。
LTEや3Gは外で通話をするために使われる電波のことを指しています。Wi-FiとLTE・3Gは使用している回線が全く違うので、Wi-Fiで接続をすると無料で使えるのです。
それではLINEはどういう時に料金が発生するのでしょうか?
それはスタンプや着せ替え、ゲームなどに使用する「LINEコイン」の購入を行った時に発生します。
「LINEコイン」をチャージしないとアイテムの購入はできません。
「今月はチャージしたコイン分だけ」などルールを作りやすいので使いすぎを防ぐことができます。
海外でもWi-Fiなら通話もメッセージ送信も写真や動画を送るのも本当に無料でできる?
海外から海外へ、海外から日本へ・または日本から海外への連絡も、Wi-Fiを使ってLINEをすれば無料でできます。
ただし、ここで一つ「LINE通話」での注意点があります。
海外と日本など遠く離れた地域で「LINE通話」をすると通信が安定しなく途切れ途切れになることが多くあります。
また、こちらの電波が安定していても、相手の電波が不安定な状態で通話をするとやはり途切れやすいです。通話のときには、自分も相手もWi-Fiの接続が安定した場所や機器でする方がいいでしょう。
バカ高い通信料を支払わないようにするための対策
日本にいるときと同じ設定でそのまま海外に行ってしまうと、帰国してから驚くような請求が来ることになってしまうかもしれません。
それを防ぐために、これらの設定を必ず確認してみましょう。
1.「データローミング」または「モバイルデータ通信」をオフにする
まずひとつ目が、「データローミング」「モバイルデータ通信」をオフにすることです。
「データローミング」「モバイルデータ通信」とは通話回線である3G・LTEを海外で使用する設定のことを言います。
日本国内であればパケットし放題などに入っていると思いますので定額で利用ができます。
しかし海外で3GやLTEを使用すると、海外の定額プランに入っていない限りすごく高い金額で請求が来てしまうのです(海外の定額プランも1日980円くらいしますが…。)。
また、飛行機の中での通信は出来ませんので「機内モード」にすると思います。
「データローミング」をオンにしたまま空港に着いて「機内モード」を解除すると、すぐに現地の通話回線に接続されてしまいます。
ついつい忘れがちなので、出国する前にかならず「データローミング」「モバイルデータ通信」はオフにしましょう。
2.現地でおすすめの設定
海外での通話料・通信料を節約したい!という方におすすめの設定もご紹介します。
それは、「機内モード」はオンのまま、使うときだけ「Wi-Fi」をオンにすることです。
「機内モード」に設定すると出来なくなる機能は2つあります。
- 1.電話番号で着信・発信が出来ない
- 2.SMS(電話番号でのショートメッセージ)が送れない・来ない
しかし現地のWi-Fiに繋げばLINEなどの連絡はできますので、どうしても仕事の連絡を電話番号で発信しなければならないなどの理由がなければそのまま「機内モード」をおすすめします。
また海外でも大体の有名な観光地やホテル・カフェでは無料でWi-Fiをつなげることができます。(まれにWi-Fiが飛んでいないこともありますが…。)
ただし「Wi-Fi」を常にオンにしているとWi-Fiの接続が切れたり入ったりすることで電池をかなり消耗しますので、使うときだけにしましょう。