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"iCloudストレージがいっぱいです"って出てきたんだけど?対処法まとめ

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「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージが何回も出てきてうざい!!という経験はありませんか?

iPhoneなどでAppleIDを持っている人は、iCloudを無料で5GBまで利用することができます。しかし、5GBってすぐにいっぱいになってしまうんですよね。

「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージは、iCloudに保存できるデータに限界がきていることを表しています。

今回の記事では、「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージを表示させなくするための対処法7つと、「iCloudの有料プランは利用するべきかどうか?」について解説します。

目次

"iCloudストレージがいっぱいです"って何?

結論からいうと「iCloudストレージがいっぱいです」とは、簡単にいうと「メモリに空きがありません!」ということです。このメッセージについて解説していきます。

そもそも「ストレージ」とは?

「ストレージ」とは、データを長期間保存しておくための補助記憶装置です。たとえばiPhoneなどのスマホでは64GB・128GB・256GBなどのストレージがある機種が発売されています。

たとえば、「iPhoneのストレージは128GB」とは、「iPhoneに写真や動画、曲が128GB分保存できますよ」ということです。

つまり、「iCloudストレージがいっぱいです」というメッセージは「もう保存するメモリの余裕(空き)がありません!」ということです。

iCloudの無料枠は5GBまで

iCloudはAppleIDを作ると無料で5GBまでストレージを利用することができます。5GBとは具体的にどれぐらいか?というと、下記のとおりです。

データの目安容量5GB(5,000MB)で保存できる量
写真データ
1枚4MB
約1,250枚
音楽
1曲10MB
約500曲
動画
1分200MB
約25分

実際にはカメラの画質や音楽の音質によってデータの容量は異なりますし、写真や音楽、動画の他にも書類データやアプリなどがiCloudに保存されます。

そう考えると、5GBは保存できる量としてはそれほど多くないことがわかりますね。最近のiPhoneのストレージでは128GBや256GB、512GBが一般的になっているので、それと比べても5GBはデータを保存するストレージとしては少ないことがわかります。

5GBを無料で利用できるのは嬉しいですが、無料枠を利用していて「iCloudストレージがいっぱいです」と表示される方も多いでしょう。

このエラーを解決するにはどうすればいい?

では「iCloudストレージがいっぱいです」というエラーが表示される場合、どういう対策をとればいいのか?その具体的な方法を解説していきます。

対処法1:写真や動画など大きいファイルをパソコンに移動する

iCloudは、一般的にはiPhoneやiPad、MacBookなどのAppleIDを作成できるデバイスで利用することができます。

たとえば、iPhoneでは「設定」からAppleIDでデバイスにサインインすると、自動的にiCloudが設定されて、無料分の5GBのストレージが利用できるようになります。

iPhoneユーザーであれば、下記のステップで現在のiCloudストレージ使用状況を確認することができます。

  1. ホーム画面から「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ

そうすると、下記のような画面になり、ストレージを確認できるはずです。また、アプリごとのiCloud設定を確認することができます。

iCloudで大きな容量を占めているのは、ほとんどの場合、写真データもしくは動画データ、そしてバックアップです。このうち、写真データや動画データは、パソコンを持っている方であればパソコンの内部メモリや、USBメモリ、HDDなどにデータを移して、iCloudからは削除してしまいましょう。

そうすることでストレージに空きを作ることができます。

対処法2:不要な写真データや動画データを削除する

「iCloud写真」という設定をONにしていると、iPhoneで撮影した写真や動画が自動的にiCloudに同期されます。気にせずに同じ写真を複数枚撮影していたり、動画を保存していたりすると、すぐにiCloudがいっぱいになってしまいます。

そのため、「iCloud写真」を利用するのであれば定期的にiPhone内の不要な写真や動画を削除して、データの整理を行いましょう。

対処法3:「iCloud写真」をOFFにする

前述のとおり「iCloud写真(旧:iCloudフォトライブラリ)」をONにしていると、自動的にiPhoneで撮影した写真や動画がiCloudに同期されていまします。写真や動画を撮影する機会が少ない人であれば問題ないと思いますが、人によっては「整理してもすぐにいっぱいになる!」という方もいると思います。

その場合は、一旦iCloud写真をOFFにしましょう。iCloud写真の設定をOFFにする手順は下記のとおりです。

  1. 「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「写真」をタップ
  5. 「iCloud写真」のスイッチをOFFにする

上記の手順を踏めば、ステップ5で下記の画像の画面になるはずです。画像では「iCloud写真」のスイッチがONになっていますが、タップすることでおOFFに切り替えることができます。

OFFにしていると、撮影した写真や動画が勝手にiCloudに保存されることはなくなるので、容量がすぐにいっぱいになることを防ぐことができます。

対処法4:「iCloud写真」を削除する

対処法3ではiCloud写真への保存をOFFにする方法を解説しました。次はiCloudに保存されている写真の削除方法です。iCloud写真に保存されているデータを削除することで大幅にストレージに空きが増える方もいると思います。

ただし、iCloud写真を削除すると、大事な思い出が消えてしまう可能性があるので注意が必要です!iCloud写真を削除する前に下記の手順でiPhone内に写真を戻しておきましょう!

  1. 「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「写真」をタップ
  5. 「オリジナルをダウンロード」にチェックを入れる
  6. 「iCloud写真」のスイッチをOFFにする

iCloud写真を削除する前には上記の手順を行っておいてください。ステップ5を画像で紹介すると、下記のような画面になっているはずです。

「iPhoneのストレージを最適化ってなに?」、「オリジナルをダウンロードってなに?」と疑問に思いますよね。

簡単に説明すると、「iPhoneのストレージを最適化」とは、iPhone内の写真や動画データを小さいものにして、iCloudにフルバージョンの写真や動画データを保存する設定です。反対に「オリジナルをダウンロード」は、iPhone内にフルバージョンをダウンロードする設定です。

「iPhoneのストレージを最適化」にすると、iPhoneのストレージを節約することができるというメリットがあります。

つまり、「iPhoneのストレージを最適化」をしたままiCloud写真の設定をOFFにしてiCloud写真を削除してしまうと、フルサイズの写真が消えてしまうということです!iPhoneに残るのは縮小された画像のみです。

そのため、もしiCloud写真の画像のバックアップをパソコンなどに保存していない場合は、「オリジナルをダウンロード」にチェックを入れてiPhone内にオリジナル写真を戻しておきましょう。

上記の手順が完了したら、次はiCloud写真のデータの削除を行います。手順は下記のとおりです。

  1. 「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」をタップ
  5. 「写真」をタップ
  6. 「無効化して削除」をタップ
  7. 「写真とビデオを削除」をタップ

上記の手順を踏むと、ステップ7で下記の画像の画面になるはずです。

ここで「写真とビデオを削除」を選択すると、iCloudに保存された写真や動画のデータを削除することができます。下記の画面では「709.7MB」と表示されているので、その分のストレージが空くことになります。

下記の画面にあるとおり、この操作は30日以内であれば取消すことができるので、もし何かあったときは30日以内に取消しをおこないましょう。

対処法5:バックアップデータを削除する

写真や動画データと同じか、もしくはそれ以上にiCloudストレージを占領するものとして、バックアップデータがあります。私のiCloudでも、iPhoneのバックアップによってかなりのストレージが消費されていました。

バックアップデータはかなり圧縮されるとはいえ、5GBの容量だとかなりの割合を占めてしまいます。そのため、不要であればバックアップデータは削除しておきましょう。もしバックアップデータを消すのが不安なのであれば、パソコンなどにバックアップデータを作っておくなどをするといいでしょう。

バックアップデータを消す手順は下記のとおりです。

  1. 「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」をタップ
  5. 「バックアップ」をタップ
  6. バックアップを消したいデバイス名をタップ
  7. 「バックアップを削除」をタップ
  8. 「オフにして削除」をタップ

ステップ7の画面を画像で紹介すると、下記の画面になります。この画面から下にスクロールすると「バックアップを削除」というボタンがあるのでタップします。

対処法6:バックアップするデータを限定する

バックアップを消すデメリットとしては、万が一iPhoneが壊れたり、盗難・紛失した場合に「データが復元できない!」ということがあります。パソコンなどの外部デバイスにバックアップを取れている場合は問題ありませんが、すべて消してしまうことに抵抗がある方もいるはずです。

そのため、すべてのバックアップデータを消すのが不安な場合は、不要なもののバックアップデータだけ消すという方法もあります。

前述の手順で下記の画面まで進めば、アプリごとのバックアップデータを「オフにして削除する」ということができます。アプリ横のスイッチをOFFにするだけでOKです。

たとえばLINEのデータなどは、特別なことがない限り残しておいてもストレージを消費するだけなので、不要ならOFFにしておくなどしておきましょう。こうすることでバックアップによるデータ消費を防げます。

対処法7:「iCloudバックアップ」をOFFにする

iCloudのバックアップ設定をONにしていると、自動的にバックアップデータが更新され、一般的には徐々にストレージは消費されていきます。

たとえば、今年3月のiPhone内のデータ量より、今年4月のiPhone内のデータ量の方が多いですよね。写真も増えているだろうし、LINEなどの各種データも少なからず増えていると思います。

そのため、そもそもストレージを消費するバックアップデータを削除した上で、自動バックアップをOFFにしてしまいましょう。手順は下記のとおりです。

  1. 「設定」を開く
  2. 一番上のアカウント名をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「iCloudバックアップ」をタップ
  5. 「iCloudバックアップ」のスイッチをOFFにする
  6. 「iCloudバックアップを停止」でOKをタップ

ステップ6まで進むと下記のようになっているはずです。もしすでにiCloudバックアップがOFFになっている方は、そのままでOKです。

上記のように、iCloudバックアップをOFFにすると、iCloudでの自動バックアップは停止します。代わりにiPhoneをパソコンなどのiTunesに同期するときにバックアップデータが作成されます。

これ以上データを消したくない場合は、iCloudの有料プランに申し込もう!iCloudの有料プランめっちゃ便利なのでオススメです

ここまで「iCloudストレージがいっぱいです」という表示が出ないようにiCloudのデータ節約したり、削除して増やす方法などを紹介してきました。

しかし、長年iCloudを利用していたり、Apple製品を利用している方はいつか限界がくると思います。そんな場合、いちいち節約方法を考えるよりもiCloudの有料プランを使った方が解決が早いですし、便利です!

とくにパソコンを持っていない方は、パソコンを購入するよりもiCloudの有料プランに加入することで、データ保存やバックアップなどの問題をほぼ解決することができます。

iCloudの有料プラン一覧

「有料プラン」と聞くと抵抗があると思いますが、下記のとおりiCloudの価格設定はかなり良心的です。

容量月額料金(税込)
50GB130円
200GB400円
2TB1,300円

写真データなどを保存するのであれば50GBもしくは200GBほどで十分だと思います。値段的にはどうなのか?というと、たとえばAmazonで8GBのUSBメモリを購入すると、下記のように1,678円でした。

200GB分のUSBを購入するなら、8GBのUSBを25本購入する必要があるので、値段的には2万9,500円です。

iCloud有料プランの200GBは月額400円なので、1年間利用してもたった4,800円です。

考え方によってはUSBを購入するよりお得ですし、パソコンなど一般的に8万円以上するような高額な出費をするよりもお得です。

さらにiCloudのメリットはそれだけではありません。

iCloudの有料プランを使うメリット

iCloudは、データを保存するというメリットもありますが、iCloudはiPhoneやiPad、MacBookなどのパソコンなどとデータを共有することもできます。

なぜなら、USBメモリのように実物ではなく、クラウド上のサービスのため、ネット環境があればどこからでもアクセスできる仮想空間にデータを保存できるということになります。

そのため、海外旅行中に撮った写真も、iCloud上に保存しておけば、自宅にあるパソコンと同期させることもできるし、共有設定によって家族に見せることもできます。

もう少しiCloudのメリットについて解説します。

気にせず写真や動画を撮影できる

iCloudのストレージを増やすメリットは、なんと言ってもiPhoneで気にせず写真や動画が撮影できるようになる点です。最近のiPhoneってかなり画質が良いですよね。

画質が良い分1つのデータ容量が大きくなり、ストレージを消費してしまいがちです。だからといってストレージ容量が大きいiPhoneは高額になりがちです。たとえばiPhone11シリーズでは下記のような値段設定です。

iPhone11のストレージ価格(税込)
64GB82,280円
128GB87,780円
256GB99,880円

データ容量を買い足すにはちょっと割高過ぎる値段ですよね。ほぼパソコン1台分の出費になっています。こうみるとiCloudの200GBで月額400円がどれだけ良心的な価格設定なのかがわかりますよね。

パソコンがなくてもiPhoneの初期化や復元ができる

iCloudで容量を大きく消費するのがデバイスのバックアップです。

バックアップは万が一の時のためのものなので、特になにもなければ必要はありませんが、たとえばiPhoneが水没したり故障して機種を変更する場合にはバックアップがあると復元ができます。大切な写真、動画データや、連絡先などが消えてしまうことのデメリットはかなり大きいですよね。

そのため、iPhoneのバックアップを取るためにパソコンを購入し、iPhoneのバックアップをパソコンや外部メモリの保存しておくのが一般的です。

しかし紹介したとおり、費用が高額になりがちなので安く済ませたい方はiCloudの利用がオススメです。iPhoneとiCloudさえあれば、初期化や復元を簡単に行うことができます。

パソコンやiPadと簡単に同期できる

iCloudがあれば、iPhoneとパソコンなどを接続しなくてもiCloudを通してデータを共有することができます。

たとえば、iCloudをつかっていない場合、旅行先で撮った写真データはいちいちパソコンに繋いで、同期させてから編集する必要があります。

しかしiCloudを利用していれば、ネット環境があれば撮った瞬間データが共有されるので、一つひとつのデータを手動で移し替える手間が必要なく、時間の節約にもなります。

まとめ:まずは130円の50GBでiCloudを試してみるがオススメ!

「iCloudストレージがいっぱいです」の対処法をまとめると下記のとおりです。

対処法まとめ
  • 対処法1:大きいファイルはパソコンに移動する
  • 対処法2:不要なデータは削除する
  • 対処法3:「iCloud写真」をOFFにする
  • 対処法4:「iCloud写真」を削除する
  • 対処法5:バックアップデータを削除する
  • 対処法6:バックアップデータを限定する
  • 対処法7:「iCloudバックアップ」をOFFにする

上記の方法でストレージの消耗を対策するのもいいですが、無料枠は5GBなので正直にいうと、容量不足の問題になるのは時間の問題です。

「有料プラン」と聞くと抵抗感があるかもしれませんが、月額130円の50GBを利用するだけでもストレージ余裕と日常の手間は全然違うでしょう。

容量月額料金(税込)
50GB130円
200GB400円
2TB1,300円

130円だったら1ヶ月にジュース1本節約すれば捻出できる金額ですよね。

もし使いづらかったら使用を止めればいいですし、「とりあえず1年だけ使ってみよう」と試しても年間1,560円しかかかりません。もし気に入ればプランをアップグレードすればいいだけです。

130円をケチってストレージと格闘するよりも、とりあえず一旦使ってみて使い心地を確かめてみることをオススメします!

いつもありがとうございます!!
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