iPhoneの魅力の一つとしてアプリがあります。普段使っていないアプリが消えても困りませんがSNS・メール・電話などのアイコンが突然消えたら、焦りますし、困ってしまいます。
それとは逆に、不要なアプリのアイコンが邪魔になり、消したいと思う場合もあります。
また、人によっては見られたくないアプリをお持ちの方もいますよね。今回は、そんなアプリ関係の悩みを解消するための対処法をお伝えします。
アイコンが消えた!そんなときどうする?
アプリや電話のアイコンが突然ホーム画面から無くなった!いつもの場所にアプリのアイコンがない!そんな時、子供がいる方は、子供が勝手に移動させたかも?と思ってしまいますよね。そんな状態に陥っても焦る必要はありません。
なぜなら、一度ダウンロードしたアプリが、勝手に消えるなんてことは、ほぼないからです。ホーム画面から消えたとしても、どこかに隠れている可能性が高いです。
まずは、慌てずにもう一度ホーム画面を見直してみて下さい。意外と落ち着いて見直すと、簡単に見つかる場合があります。
もし、探して見つからない場合でも、対処法はあります。
ここでは、アイコンが、ホーム画面から消えた原因は何かを考え、その対処法を紹介します。
- 対処法1,2は、アイコンの配置がわからなくなった場に探し出す方法です。
- 対処法3は、消えたアイコンを復活させる方法です。
- 対処法4は、アンインストールされてしまった場合の対処法です。
対処法1 Spotlight検索からアプリを検索してみる
ホーム画面でアイコンを動かした記憶がなくても、勝手に移動している場合もありますし、違うフォルダーに紛れ込んでいる場合もあります。
特に、iOSやアプリをアップロードした後では、稀にこの現象が起きることがあります。
そんな時、有効なのがSpotlight検索機能です。この機能は、読んで字のごとく、スポットライトを当てるように、キーワードを入れるとiPhone内に存在している、キーワードに近いアプリなどを検索してくれる便利な機能です。
検索方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面の「設定」をタップする
- ②設定画面の「一般」をタップする
- ③一般画面の「Spotlight検索」をタップする
- ④Spotlight検索画面の「SPOTLIGHTの検索候補」欄で「検索の候補」がONになっているのを確認する
機能がONになっているのを確認した後、ホーム画面を右にスライドさせるか、ホーム画面で上から下にスライドさせると、検索ページが出て来ます。検索欄にキーワードを入れるとアイコンが表示されます。
ここで表示されれば、アンインストールはされていませんので、iPhone上のどこかに紛れています。また、他のフォルダーに紛れている場合は、表示されたアイコンの隣にフォルダー名が表示されるので、そのフォルダーを確認してください。
対処法2 ホーム画面上のアイコンの位置をリセットする
この方法は、対処法1を試してみてからやってほしい方法です。バグのせいで、アンインストールされていないのに、アイコンがどこにもない場合があります。
そんな時は、ホーム画面のアイコン配置をリセットすると消えたアイコンが復活します。
また、アイコンの場所がバラバラになって、どこに何があるか分からなくなってしまった場合にも有効な手段です。
方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面の「設定」をタップする
- ②設定画面の「一般」をタップする
- ③一般画面の「リセット」をタップする
- ④リセット画面の「ホーム画面のレイアウトをリセット」をタップする
- ⑤「ホーム画面をリセット」をタップする
この方法を行った場合、④の時点で「工場出荷時のデフォルト状態にリセットする」というメッセージが出て来ますが、アプリやデータが消えるわけではありませんので、安心して下さい。
デフォルト状態とは初期設定の状態になるというだけです。ホーム画面のアイコン配置が、標準装備のアプリは先頭の方に並ばされて、ダウンロードしたアプリや自分で追加したアイコンは後ろの方にアルファベット順に並ぶような配置になります。
唯一気を付けて欲しい点ですが、自分で新規作成したフォルダーは削除され、アイコンがバラバラになってしまいますので、その点だけ注意して下さい。
対処法3 再起動する。
こちらも対処法1を試した後、もしくは、バグで標準装備のアイコン(電話、設定など)が消えていた場合にやって欲しい方法です。
「バグの解消=再起動」と言って良いくらいメジャーな方法です。パソコンの再起動と同じで、大抵のバグは解消されます。
方法は下記の通りです。
- ①電源ボタンを長押しする(スリープボタンのことです)
- ②電源オフのスライドが表示されるので、スライドさせる。(これが出れば成功です)
- ③再度電源ボタンを長押しする
- ④4ケタのパスコードを入力する
この方法で消えていたアイコンが復活します。また、アイコンの配置は変わりません。
消えているアイコンがわかっていて、現在の配置は変えたくないという方に、おススメな方法です。
電源ボタンですが、機種によって異なります。本体の側面か上部に付いていますので、確認しておいて下さい。
対処法4 App Storeの購入済み履歴から確認する
もし、対処法1でアイコンが表示されなかった場合は、何かの拍子でアンインストールされている可能性があります。
アンインストールされているかの確認方法は簡単に出来ますので、思い当たる方は試してみて下さい。
方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面の「App Store」をタップする
- ②右下の「アップデート」をタップする
- ③アップデート画面の一番上「購入済み」をタップする
この操作で「すべて」と「このiPhone上にない」の二つの項目が出て来ます。
「すべて」は、今までダウンロードしたアプリ一覧が表示されます。また、「このiPhone上にない」は、ダウンロードしたけど、現在アンインストール済みのアプリが表示されます。
ここでアンインストールされているか確認し、されていた場合は、アプリの右に表示されている「雲マーク」をタップして、再ダウンロードして下さい。一度ダウンロードしたアプリは、無料でダウンロード出来ますので、安心して下さい。
不必要なアプリのアイコンを削除する方法・アイコンを消せない時どうすればいい?
自分で追加したアイコンが多くなると、ホーム画面が見難くなってきます。そんな時、不必要なアプリのアイコンを削除して、ホーム画面を整理したくなりますね。
ここでは、アイコンを削除する方法をご紹介します。
削除方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面のアイコンを長押しする(アイコンはどれでも良いです)
- ②アイコンが小刻みに震え、左上に「×」が表示されます。
- ③不必要なアイコンの「×」をタップする
- ④削除したら、ホームボタンを押す
この方法でアプリを削除出来ます。ただ、残念なことに、標準装備のアプリ(電話、設定など)は削除できません。
しかし、iOS10以降にアップデートしている方は、標準装備のアプリを一部削除出来るようになっています。まだ確認したことのない方は、確認してみて下さい。
また、②の状態でアイコンを押したまま移動させることも出来ますので、アイコンの配置を変更したい方は試して下さい。
もし、どうしても標準装備のアプリをホーム画面から消したいと思う方は、新しいフォルダーを作成して、不必要なアプリを一つにまとめておくと、画面自体はスッキリさせることが出来ます。
※新しいフォルダーの作成手順は下記の通りです。
- ①ホーム画面のアイコンを長押しする(アイコンはどれでも良いです)
- ②アイコンが小刻みに震え、左上に「×」が表示されます。
- ③アイコンを移動させて、フォルダーにまとめたいアイコン同士を重ねる
指を離すと新しいフォルダーが出来ています。
最初は、フォルダー上部にタイトルが適当に付いていますが、タップして変更することも可能です。
内緒にしておきたいアプリのアイコンを隠しておく方法
内緒にしておきたいアプリのアイコンがホーム画面にあると、iPhoneを開くのにも気を使ってしまいますよね。そんな、他人に見られたくないアプリをお持ちの方必見の項目です!
ここでは、アプリのアイコンを隠す方法を二つご紹介します。
一つ目は、完全に隠せるわけではありませんが、パッと見アイコンが見えない方法です。
方法はとても単純です。フォルダーの二枚目以降に、内緒にしておきたいアイコンを隠してしまうだけです。
ホーム画面に表示されるフォルダー内のアイコンは、一枚目だけなので、二枚目以降に隠せば見えません。
方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面のアイコンを長押しする(アイコンはどれでも良いです)
- ②アイコンが小刻みに震え、左上に「×」が表示されます。
- ③フォルダーに入れたいアイコンを押したまま移動させ、フォルダーと重ねて指を離す
- ④フォルダーの一枚目に表示されたアイコンを③の要領で右にずらす。
- ⑤二枚目が表示されたら、離してホームボタンを押す
これで見た目上は、アイコンが隠れた形になります。気を付けて頂きたいのは、フォルダーを開かれると見られてしまう可能性がありますので、注意して下さい。
二つ目は、「機能制限」を使って完全に隠すことが出来る方法です。
方法は下記の通りです。
- ①ホーム画面の「設定」をタップする
- ②設定画面の「一般」をタップする
- ③一般画面の「機能制限」をタップする
- ④機能制限画面の「機能制限を設定」をタップする
- ⑤パスコードを2回入力する
- ⑥機能制限画面の「コンテンツの許可」の項目「App」をタップする
- ⑦App画面の「Appを許可しない」をタップする
これでApp Storeでダウンロードしたアプリ全般が非表示になります。
しかし、この方法は、アプリを使う時に機能制限を解除しなくてはいけません。解除後、再び設定しなくてはいけませんので、結構手間が掛かります。絶対に見られたら困るアプリがある場合のみ、使用することをおススメします。
「機能制限の解除方法」は下記の通りです。
- ①~③までは制限する時と同じ
- ④パスコードを入力する
- ⑤機能制限画面の一番上「機能制限を解除」をタップする
- ⑥パスコードを入力する
※参考までに、「機能制限の設定⑦」の画面で、「4+」「9+」「12+」「17+」と表示がありますが、これは年齢制限のことだと考えて下さい。それぞれの数字以下の年齢にはふさわしくないアプリを制限できます。
もし、隠しておきたいアプリの適正年齢がわかるのであれば、年齢制限で隠すことも可能です。
まとめ
今回は、アプリ関係の対処法をご紹介しました。
アプリのアイコンが消えた場合は、まず対処法1を試して欲しいと考えています。
- 対処法1で表示された場合→対処法2または、対処法3
- 対処法1で表示されなかった場合→対処法4
といった流れが、スムーズに解決できると考えています。
また、アプリを隠す方法ですが、絶対に見られたくないと思う時以外は、フォルダーに隠すくらいが良いのかと考えています。機能制限までして隠した場合、それが見つかった時に弁解するのが、中々大変かと…
どの項目も、自分に合った方法を試してみて下さい。