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iPhoneのWi-Fi設定の”リースを更新”の使い方とタイミング

結論からいうと、リースの更新とは「Wi-Fiに割り当てられているIPアドレスを再取得する」という機能です。

「リースを更新」によってIPアドレスを再取得することで、Wi-Fiとの接続設定を一度リフレッシュすることができ、通信速度が安定することがあります。そのため、Wi-Fiの接続に問題がない場合は使う必要がない機能です。

また、リースを更新することでもしかしたら逆に不具合があるケースがあるので、そのようなケースと合わせて今回は「リースの更新」という機能について簡単に説明します。

これから先、Wi-Fiを利用する方は知っておいて損はないと思います。



リースの更新とは?いつどのタイミングで使うもの?

iPhoneのWi-Fi設定にある『リースを更新』とは前述のとおり「Wi-Fiに割り当てられているIPアドレスを再取得する」という機能です。

使うタイミングや、「そもそもリースの更新ってなんなの?」ということについてもう少し具体的に解説していきます。

そもそも「リースの更新」とは?

『IPアドレス』とは『インターネット・プロトコル・アドレス』の略で、インターネット上にあるデータを送受信する機器を特定するための”住所”のようなものです。

IPアドレスには「固定IPアドレス」と「動的IPアドレス」があり、それぞれ下記のような違いがあります。

種類 特徴
固定IPアドレス 何度接続しても変わらない
動的IPアドレス 接続するたびに変わる

「固定IPアドレス」は、特定のIPアドレスを自分で取得することで利用できるようになるIPアドレスです。IPアドレスが固定されているため、自宅の監視カメラやパソコンをリモート操作設定を行うときに利用されます。

一般的にはWi-Fiでは「動的IPアドレス」が使用されていて、たとえばWi-Fiを再起動させたり、一定時間利用していると自動的にIPアドレスが変更されます。YouTubeやTwitterなど、一般的なネット利用では動的IPアドレスで問題ありません。

そのため、リースを更新しなくても、インターネットへの接続が不安定な場合はWi-Fiを再起動させることで通信状態が改善することがあります。

リースの更新はどんなタイミングで使うもの?

リースの更新を行うタイミングは「Wi-Fiの接続が遅い時、不安定なとき」です。

ただし、前述のとおり一般的なWi-Fiでは「動的IPアドレス」というネットに接続するたびに更新されるアドレスが使用されているので、『リースを更新』という機能を使うタイミングはあまりありません。

一方で「固定IPアドレス」の場合は、使用しているIPアドレスが変わってしまうことで、設定しているデバイスなどに接続できなくなるという不具合がある可能性がある場合があります。

結論としては、ネットの接続が遅いときには「リースを更新」をするのではなく、Wi-FiやiPhoneを再起動させた方が楽な場合の方が多いです。

iPhoneでリースの更新を行う方法

もしiPhoneでリースを更新する場合は、下記の手順で行うことができます。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Wi-Fi」をタップ
  3. 接続しているWi-Fiをタップ
  4. 「リースを更新」をタップ
  5. 再度「リースを更新」というボタンをタップして完了

ステップ4の手順では下記のような画面になります。「リースを更新」をタップすると、「リースを更新」と「キャンセル」というポップアップが表示されるので、「リースを更新」をタップして完了です。

リース更新にメリットやデメリットはある?

実のところ、リースを更新することにほとんどメリットがありません。

一般的なWi-Fiでは「動的IPアドレス」なの自動的に更新されますし、自分で申請して取得する「固定IPアドレス」を利用しているときにリースを更新すると不具合の原因になるからです。

リースの更新で不具合が発生する可能性あり

「動的IPアドレス」であれば、何度リースを更新してもなんの問題もありません。

しかし、ネット接続が不安定な場合はiPhoneを再起動させたり、Wi-Fiを再起動させることで解決することがほとんどなので、リースを更新しなくても解決することができます。

また、動的IPアドレスはネットに接続するごとに更新されるので、何もしなくてもネットの不安定は解消されることがあります。

一方で「固定IPアドレス」は、月額料金を支払って取得する自分だけのIPアドレスです。固定IPアドレスを取得するということは、固定IPアドレスを家の防犯カメラや、ペットの監視カメラなどに利用するために取得するはずです。

そのため、固定IPアドレスを利用している人はリースを更新してしまうと、固定IPアドレスを変更しようとしてしまい結果的に不具合を発生させてしまう可能性があります。

そのため、「リースを更新」という機能はあるものの、ほとんど使わないと思っていてOKです。

IPアドレスで個人情報が漏れる?

IPアドレスは「Wi-Fiに割り当てられているIPアドレス」です。言い換えると、”アドレス”という名前のとおり、イメージで例えると”住所”です。

IPアドレスにはどれ一つとして同じものはありません。そのため、「IPアドレスが特定できれば相手の個人情報が特定できる」という噂がネット上で流れていることがあります。

しかし、IPアドレスによって個人情報が漏れる必要はないので安心しましょう。IPアドレスによって判別できるのは、その通信が行われている地域(市町村)、利用回線などです。

IPアドレスから自分の家の住所や、自分の名前などは特定できません。

判別の可否 内容
判別できること
  • 大まかな位置情報
  • 利用回線
  • 接続状況
  • アクセス元の企業や組織の情報
判別できないこと
  • 個人名
  • 個人宅の住所
  • 年齢
  • 性別
  • その他個人に関する情報

サイバーテロなどの重大な事件に発展する場合は、警察によってIPアドレスから詳細な個人情報の特定が行われますが、一般的には個人情報は漏れないと思っていて大丈夫です。



まとめ:リースの更新はほとんど不必要

インターネット上の用語は専門でなければわかりにくいものが多いですよね。リースの更新も一般的にその意味を知っている人は少ないと思います。しかし、今回のように少しずつ分解して見ていくと理解できますよね。

結論としては、リースの更新はほとんど使わないので気にしなくて大丈夫。ということになります。

もしネット接続が悪い場合は、リースを更新するよりも、Wi-Fiを再起動させてみたり、その他のネット回線を改善させる方法をまず試してみましょう。