iPhoneは少し前まで、絶対にウイルスに感染することはないと言われていました。
しかしながら、中国では公式のApp Storeからダウンロードしたアプリにも関わらずウイルスに感染してしまったという事例があります。
そのため、日本でもこのような事態が起こらないとは言えなくなってきています。
では、iPhoneがウイルスに感染しないためにはどうしたらよいかiPhoneとウイルスの関係について記載しながら説明します。
iPhoneウイルス感染したらどんな症状?感染してるかチェックする方法
1.iPhoneのウイルス感染の可能性
先ほど記述したとおり実際に中国ではiPhoneがウイルスに感染するという事例が出ています。したがって、iPhoneもウイルスに感染してしまうという結論になります。
しかしながら、公式のApp StoreからアプリをダウンロードしてiPhoneがウイルスに感染してしまう現象は日本では確認されていません。そのため、日本では公式ではないアプリをダウンロードせずに、公式のアプリのみをダウンロードすればひとまず安心ということができます。
また、公式ではないアプリをダウンロードする他にも、iPhoneを不正改造(脱獄など)、iPhoneをウイルスに感染したパソコンに繋ぐなどによってウイルスに感染してしまう場合もあります。
2.ウイルスの感染をチェックする方法
結論を言ってしまえばiPhoneがウイルスに感染した場合にウイルスの感染をチェックが出来るソフトやアプリはありません。これは、iOS内部が一般公開されておらずにウイルスの対策ソフトを作ることができないためです。そのため、身に覚えがないアプリなどが勝手にインストールされていないかなど確認を行うしかありません。
iPhoneはこのようにウイルスに感染してからでは遅いため、iPhone内部にウイルスが侵入する前に防ぐことが重要です。無料のアプリを使用するだけでも、事前にウイルス感染を予防できますが、無料の対象となっているものの他にも守りたいものがある場合には有料のものを検討してもよいのではないでしょうか。
3.ウイルスに感染した際の症状
ウイルスに感染してしまった場合にはさまざまな症状がでますが、一番分かりやすいのがインストールした覚えがないアプリがある、広告が勝手に表示されるなどの症状です。これらは目に見えるためにすぐに対応できます。
しかしながら、ウイルスが内部で活動することにより起こりえるデータ回線が遅くなった、電池の消費が早くなったなどの症状が出る場合には、ウイルスが感染することのほかにもにもさまざまな原因があるためウイルスとの関係性を決定的にするには難しい部分もあります。また、そもそもウイルスに感染しても何も症状が出ない場合もあります。何も症状が出なくとも、個人情報のデータを抜き取ったりなどウイルスは活動しているのです。
4.ウイルスに感染しないように予防する方法
iPhoneにウイルスが感染しないように予防するには下記の方法があります。
1.常にアップデートを行い最新のiOSにしておく
iOSのアップデートは新機能を追加するだけでなく、iPhoneの脆弱性を修正するためにも行われます。そのため、常に最新のiOSにしておくだけでもウイルス対策となっています。
2.公式App Store以外からアプリをダウンロードしない
公式App StoreではAppleの厳しい審査に合格したもののみ公開されます。そのため、ここで公開されているアプリによりウイルスに感染する可能性は限りなく低いです。しかしながら、公式App Store以外からダウンロードできるアプリの場合にはこのような審査を行っていないためにウイルスに感染する可能性があります。
3.脱獄をしない
脱獄とはiPhoneの制限を解除する不正改造のことです。iPhoneの制限を解除するために自由度は増しますが、同時にiPhoneが持つセキュリティ能力が脆弱なものとなってしまいウイルスに感染しやすくなってしまいます。
4.ウイルスに感染しているパソコンに繋がない
ウイルスに感染しているパソコンに繋ぐことにより、iPhoneがウイルス感染してしまう場合もあります。そのため、iPhoneを接続するパソコンにはウイルス対策のソフトを導入し、ウイルスに感染していないことを確認した上で接続する必要があります。
まとめ
今やiPhoneがウイルスに感染する可能性は身近に潜んでおり、もしiPhoneがウイルスに感染してしまうと銀行やクレジットカードのデータが流出してしまう恐れがあります。そういった事態を防ぐためにも、上記の方法により事前に予防することが最も大切になります。